留守宅を賃貸に供するならリロケーションサービスの活用が便利

留守宅を賃貸に供するならリロケーションサービスの活用が便利 仕事の都合で国内の遠隔地に転勤したり、海外赴任したりする際に課題となるのが、留守中のマイホームの取り扱いです。
単身でなく家族全体で引っ越すとなると無人となってしまうので防犯面などに不安が生じますし、使ってもいない住宅の固定資産税やマンション管理費などを支払い続けるのも不経済です。
そんな時に活用したいのが、リロケーションというサービスです。
リロケーションは留守宅の管理を代行する不動産関連サービスですが、その内容は巡回点検といった日常的な管理のみにとどまりません。
遊休資産を有効に活用したい場合のさまざまな手続きも代行してもらえます。
このサービスを利用すれば、自分たちが留守にしている間だけマイホームを賃貸住宅として使い、家賃収入を得ることもできるのです。
リロケーションサービスを利用すれば、入居者の募集から賃貸契約の締結、家賃の収納に至るまで、管理・運営に必要な管理業務の一切を任せることができます。
清掃や補修工事などのメンテナンスについても、事情は同様です。

リロケーションを行う際に専門業者と業務委託し物件を貸出すまでの流れとは

リロケーションを行う際に専門業者と業務委託し物件を貸出すまでの流れとは リロケーションを行う場合、専門業者と業務委託をする人は少なくありません。
では業者に業務依頼をしてから、実際に物件を借主に貸し出すまでの流れはどうなっているかというと、意外とシンプルです。
まず最初に自分が所有する物件の近隣にある類似物件の募集や成約事例を基として、賃料をどれ位にするかを査定します。
それから敷金や礼金、契約期間はどれ位にするかや、更新の可否等の条件を決めて、納得したら専門業者と委託契約を結びましょう。
契約が済んだら、業者は早速インターネットサイトに物件の借主募集をかけます。
そして募集状況は1~2週間ごとに依頼主へと報告されるので貸主は特に何もする事はありません。
物件を借りたいという人が現れたら、業者が物件所有者である貸主に代わって条件交渉を行い、条件がまとまったら賃貸借契約を結びます。
その際の契約書や重要事項説明書といった必要書類は全て委託会社がやってくれるので安心です。
最後に物件を借主に引き渡す前に、業者は後でトラブルにならないように入居時の室内外の状況を確認し、付帯設備の状況も合わせて確認してから貸出を行います。
このようにリロケーションを行う場合、個人でやるとなるとかなり大変ですが、専門業者と業務委託契約を結べば、手間のかかる作業のほとんどを自分の代わりにやってくれるので非常に便利です。